HTML:『取り消し線』『訂正線』の使い方
文字を強調するときによく使うのは太字ですが、
『取り消し線』や『訂正線』もアピールするには有効ですよね。
こういう線を引く表現です。
文字上に線を引くためのタグですが、
取り消しと訂正で使用するタグが変わってきます。
この記事では
取り消し:delタグ
訂正:sタグ
それぞれについて、
意味の違いも含めて解説していきます。
取り消し線・訂正線の違い
『取り消し』と『訂正』の違いについて確認しましょう。
取り消し:間違っているので『やめる』
訂正:間違っているので『正しい情報に変える』
微妙なニュアンスではありますが、
違いは意識しておきましょう。
例えば
取り扱っていた商品Aが無くなった
商品A
こんな場合は『取り消し線』を使います。
セールで値段を変更する
5,000円 ⇒ 3,500円
こういう場合は『訂正線』を使います。
線を引くという見た目上に違いはありません。
ですが、HTMLの構造という面では、
意味の違いがあるので使い分けるようにしましょう。
では、取り消し線と訂正線に、
それぞれどんなタグを使うのか紹介します。
取り消し線:delタグ
delタグはそのまんま delete からきているので、
取り消しタグになります。
覚えやすいですね。
訂正線:sタグ
訂正線はsタグになります。
すみません。
なんの略なのかはよくわかりません。
HTML5で廃止になったstrikeから来ているのでしょうか。
そうであれば打つとかの意味なので、
転じて『打って直す』的な意味かと思われます。
覚え方としてはdelタグの取り消し線じゃない方、
というのがいいかと。
まとめ – HTMLの取り消し線
文字の強調は大事ですよね。
しっかり読者の方に理解してもらえるように使っていきましょう。
取り消し線は間違った情報・更新した情報を訂正して伝えるのに役立ちます。